「ウケる」について
昨日、JSP(士業の会)7月例会にて、「個人・法人の税軽減策」と題してお話しました。
普段、特に個人(個人事業主)の節税を意識されている方は少ないかもしれませんね。
所得が増えない中、主婦(主夫)の皆様方は、一円でも安いものを求めてお買い物を
されていますので、ますますデフレはづづくと思われます。 金利水準が歴史的な
低水準になっていますので、運用で増やす(特に金利に頼る預貯金)のは難しいので
税軽減策と抱き合わせで、運用を考えることが大切ですね。 IDECOに関心が集まる
のも無理ありません。 IDECOは正式には「個人版確定拠出年金」といいますが、実は
「不確定給付年金」なんですとお話すると皆さん怪訝な顔をされます。 確かに
「不確定」と前置されますと引いてしまいますよね。
「ふるさと納税」についても少し税軽減を交えてお話しましたところ「ウケ」ました。
そこでタイトルの「ウケる」ですが(前振りの長いこと、、、)、、、。
本来「人気・好評を得る」意味の「ウケる」ですが、やはり言葉の持つ意味の変遷がある
ようです。「あの先生、まじウケるんだけどーっ」とか使う時です。
この場合は「笑える・面白い」の意味だと以前若者に教えてもらったことがありました。
ところが、ますます進化して、「情けない・みっともない」なんて意味にも使われてい
るようです。「あのオヤジ、まじウケなんだけど」といった場合シチュエーションや
発声の仕方によってはそのような嘲笑になるようです。
関西ではセミナー講師は、1回の講演の中で3度くらい「笑い」を取らないと、「ツカミ」
(興味深くお話を聞いていただくこと)ができないように思います。
自虐ネタで「ウケ」を取ろうとして最後に挙げた「ウケる」にならないよう気を付けます。