年金改革の内容
今回の年金改革での目玉は何か?
・個人版確定拠出年金制度(IDECO)の拠出期間延長が挙げられる。
もともと60歳までしか拠出できなかったものが、65歳まで延長された。 2022年5月から適用とのこと。 残念ながら筆者はすでに延長の年になってしまった。
60歳時点で拠出ができないので、それ以降拠出金の倍になれば、その半分(約拠出額分)
をファンドを制度内の定期預金を選択し、利益確定(?)することに。
残りの半分は、元本からの果実なので「リスクにさらして?」二つのアクティブファンドにおいている。
・もう一つは公的年金の繰り下げ受給が70歳限度ではなく、75歳まで(10年間)延長
出来ることになったことである。
企業年金がよほど充実している会社勤めの方でないかぎり、公的年金(厚生年金部分+基礎年金)だけで充実した人生を送るのは少しというか大分心もとない。 というのも、厚生年金制度ではいくら在職中高額な給与を得ていてもアッパー制限があるからだ。今では年金額を決める標準月額報酬の上限が65万がリミットになっている。 新入社員の時から上限の65万円(以前は確か62万円)の人はいないから、38年間年金保険料を払っていても
厚生年金でもらえるのは20万程度になる。
ご案内の通り、年金受給を1か月繰り下げると0.7%の増額なので、20万円の人だと1,400円
の増額になる。 1年だと0.7×12か月=8.4%の増額になる。 66歳から100歳まで34年間20万×8.4%=16,800円x12カ月x34年間 約700万円弱多くもらえる計算になる。
但し長生きできれば、、、、。という話なのだ。
繰下げ受給する人はいままで案外少なく受給者の2%にも満たなかったようだ。
・じゃっ、「あなたはどうなの?」とよく聞かれるので私の場合は、、、。(続く)